昨冬大流行ノロウイルスに気をつけて!昨冬大流行ノロウイルスに気をつけて!ノロウイルス対策、あなたは大丈夫ですか?

2005年、年明け早々から食中毒及び感染症の発生が急増したノロウィルスは、昨冬ではさらにその勢いを増し、
全国的に過去10年間で最大規模の患者発生が見られました。

ノロウィルスによる食中毒について

病因物質別患者割合(病因物質判明分)
■特徴
二枚貝等を生で食べる事による発症が多く、また食べ物からだけでなく人から人への二次感染も多く見られます。塩素系殺菌剤やアルコールへの抵抗性を持つため消毒が困難です。さらに酸(胃酸)にも強く、少量のウイルスでも発症する特徴を持ちます。また、ウイルスは症状が消失した後も一週間ほど(長いときは1ヶ月程度)患者の便中に排出され、このことも集団感染が広まった原因であると推測できます。
■症状
28〜48時間の潜伏期間を経て激しい嘔吐や下痢・腹痛が発生し、時には38度以下の発熱や頭痛・筋肉痛を伴います。また、感染しても発症しない場合や、軽い風邪のような症状の場合もあります。激しい下痢が脱水症状を呈し、入院や点滴などの処置が必要な重症になることもありますので、充分な注意が必要です。さらに、一度感染した人でも繰り返し発症・感染することがありますので、継続した予防が必要です。

ノロウィルス緊急対策方法

【汚物・嘔吐物について】

ノロウィルスの疑いがある汚物・嘔吐物については、厚生労働省が指導している手順で必ず処理を行っていただき、
下記の手順で迅速に処理を行ってください。

手順・方法/感染者の便・嘔吐物などの処理には、次の三原則を必ず守ってください。/1)すぐに拭き取る2)乾燥させない3)感染防止
  1. 使い捨てのマスクと手袋を着用する。
  2. 汚物の中のウイルスが飛び散らないように、ペーパータオル等で静かにふきとる。
  3. すぐに家庭・台所用塩素系漂白剤(市販品を約10倍に薄めたもの)を浸した雑巾等で拭き取る。
  4. 拭き取ったペーパー・タオル等は、直ちにゴミ袋に入れ、約10倍に薄めた塩素系漂白剤を入れ、密封する。
  5. 汚物・嘔吐物処理後には更なる食中毒予防として、除菌や抗菌を心がけ日頃からの徹底した予防を行う。

食の安心・安全を提供するためには

長年問題となっているのが食中毒です。

一般的に食中毒とは?

有害な微生物や化学物質を含む飲食物を食べた結果生じる健康障害です。多くは、急性の胃腸障害(おう吐、腹痛、下痢などの症状)を起こします。

※従来、赤痢やコレラなどの感染症は食中毒と区別されてきましたが、1999年4月に施行された「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(感染症新法)において、病因物質の種別に関わらず飲食に起因する健康障害は食中毒として取り扱われる事となっています。

微生物発育の3条件
1.栄養 2.水分 3.温度
1-微生物を付けない2-微生物を増やさない3-微生物をやっつける

※一部の食中毒菌は、加熱によって菌が死んでも菌がつくった毒素は分解されず、食中毒をおこすことがあります。

食中毒の病因物質

微生物 細菌性食中毒 サルモネラ カンピロバクター・ジェジュニ
腸炎ビブリオ カンピロバクター・コリ
病原性大腸菌 カンピロバクター・フィタス
黄色ブドウ球菌 赤痢菌
ウェルシュ菌 コレラ菌
セレウス菌 チフス菌など
ボツリヌス菌
ウイルス性食中毒 ノロウィルスなど
化学物質 化学性食中毒 農薬 油脂の酸破
殺そ剤 ヒスタミンなど
微量重金属
自然毒 植物性自然毒 ジャガイモの芽 ハシリドコロなど
毒きのこ
動物性自然毒 フグ毒 貝毒など
  寄生虫 アニキサス クリプトスポリジウムなど

食中毒の原因は、約9割が“微生物による食中毒”です。

一般的な衛生管理

食品衛生の3原則
清潔
1.清潔
全てが清潔であり、一つでも不潔であってはいけません。清潔が守られることにより衛生的な食品を確保することができるのです。
2.迅速
食べ物は時間の経過とともに劣化します。迅速に仕事を行い、微生物の増殖を防ぎましょう。
3.加熱または冷却
現在、一般的に行われている、洗浄・除菌の方法。
適度な温度の湯で前洗浄する。前洗浄時に、取り除ける汚れ、付着物を落とす。汚れに最適な洗剤を使用し、洗浄する。2次汚染を防止する為にアルコールや漂白剤で除菌・漂白する。
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